メイクカスタム

パステルとアクリル塗料でドールメイクしました
パステルとアクリル塗料でドールメイクしました

※この記事にはウィッグなし画像が

あるので注意してください。


メイクカスタムについてです。

SDちゃんはDDちゃんと

比較しても単体ヘッドが入手しづらく、

メイクの機会が少ないと思いますが

これから長くドールちゃんを可愛がりたい方、

メンテされる方への参考になれば幸いです。


素人によるメイクなのでプロの方は

話半分で見てください。


画像が少なめなのでご了承ください。

①眉、二重線、まつ毛、アイラインをアクリル絵の具で描く

眉毛は眉頭を残して描きます。二重線、まつ毛、

最後に眉頭にしています。


眉描きは苦手なので

かなりシンプルな形にしてます。

普段から鉛筆は筆圧高めなので

硬いラインになりがちです。


アクリル絵の具はパレット上で混色せずに

薄い順に使ってまつ毛のグラデーションを

書いています。


市販のアクリル絵の具を混色すると、

気のせいか濁色になり、

レジンキャスト特有の透明感と

相性が悪い気がします。

混色の再現も乾くと手間なので

混色作りをやめ、

単色カラーそのまま使いをしています。


アクリル絵の具も良いのですが、

ボークスさんの

造形村アクリルカラーベーシック

オススメです。

メイク特化のカラーリングで

普段アクリル絵の具を使わない人でも

道具が嵩張らない&絵の具の柔らかさが

丁度心地良いです。

チューブから大量の絵の具が出ないように

出し口が上品な小さめサイズになってます。





個人的体感なのですが、

まつ毛を描いていく際、

長いほうが可愛いからと

まつ毛が長くしすぎると

バランスが悪くなります。


人間の顔サイズとSDを比較して

等倍率か、少し長めの

まつげの長さが一番良いです。


細く、気持ち短め、重ね書きする書き方だと

ミスしてもリカバリーしやすくてオススメです

たまに50cm、1m離れたところから

眺めて、バランスをみるのも良いかと思います。


二重線は、黒で描くとまぶたが

重たい仕上がりになったので

程々の濃さがオススメです。

少しずつ、途中で終わってしまった短いラインを

重ねるように理想の二重ラインの

終わりまで描き進めます。


ちなみにパステルを塗るときにパステルの粉が

二重の溝に落ちがちなので完全に二重ラインが

乾いてからパステルを塗ってください。


アイラインは筆の腹で黒目あたりをぐりっと

描いて、端を毛先で微調整しています。

技量的にも安全な黒の単色使いをしてます。


最後の仕上がり時には

メイクパステルやアイシャドウに向けて吹いた

エアブラシが重なりアイラインは

黒よりもやや薄いカラーに仕上がります。


下まぶたにピンクの粘膜を描く人は

この工程で描いてください。

私はムラになるのでパステルと

綿棒を使ってピンクの粘膜を塗ってます。



練習1回目 まつ毛が長すぎています。
練習1回目 まつ毛が長すぎています。

②メイクパステルで赤みを入れる

メイクパステルは


造形村 ドルフィー用メイクパステル ベースメイクカラー

と、

造形村 SD用メイクパステル・ポイントカラーNo.2 ビジュアル」を使用しています。

(公式さんからのサイト引用で、

アフィリエイトなどの広告のリンクではありません✧


ボークスで購入したエアテックスのコンプレッサーと造形村エアブラシを随分前に購入しましたが、

メイクを濃くしすぎてしまうのと、

メイクの修正に関してはパステルのほうがしやすいので今はパステル愛用しています。

どう塗っても普通肌に馴染む

キレイな発色ですので、個人的にも好みです。


ちなみにこのパステルは

「ゴンドラパステル」というボークスと同じ

京都の日本の風景画家さん向けに

開発されたソフトパステルを製造している

企業さんの商品ですね。


オリジナルの「ゴンドラパステル」との違いは

ボークスのSDメイクのために

調色してる部分です。


綿棒とメイクブラシを使って少しずつ

人間のアイシャドウのようにつけていきます。


パステルにMr.カラーつや消しスプレーを掛けて、

色を固定、ザラザラの表面に

パステルをまた重ねて、

次第に濃くしていくイメージです。


メイクパステル ビジュアルの紫色を

目の下アイシャドウの更に下辺り、

うっすら広めに入れるとアンニュイ感が出て

好きなのでよくやります。


エアブラシだと、この工程でミスすれば

メイク全落ちさせなきゃなのでパステルは

有機溶剤を吸い込む心配、

数分放置でエアブラシが詰まる

心配、やり直しのプレッシャーも

少なくてかなり良いです。


メイクに夢中になった私だけあるあるですが、

手が汚れた状態でヘッドを触ったり

溶剤で濡れた状態の綿棒を置きっぱなしに

しないように気を付けてください。


間違って溶剤の付いた

濡れ綿棒を使うとパステルを

塗った場所がムラになり全てダメになって

しまうので、少しでも使った綿棒は

メイクパステルを

使う工程に入ったとき、

ロシアンルーレット状態を

避けるためにもすべて捨てるのがベストです。

③筆でまつ毛微調整

パステルで色を乗せた部分にまつ毛が重なると

まつ毛の色が濁るので、

更に筆でまつ毛を書き足します。

真っ黒なまつ毛、

真っ白なまつ毛を描くなら

この工程で描くとキレイです。


今回は白まつ毛を描いていませんが

特に白色、かすれやすいので濃すぎず、

絵の具と溶剤のバランスにだけ気を遣って

薄く溶かしすぎないようにしてください。



白は前回のまつ毛描き作業と違って

一発で書く勢い感があると良いです。

絵の具を溶かしすぎて薄すぎると

パステルのアイシャドウと混じり、ぼやけます。

公式さんでも結構白まつ毛は

勢いを感じる太め仕上げなので

少し筆づかい太めでも良いと思います。


私が白まつ毛を細かく書きすぎると全体的に

ぼやける印象になったので

白まつ毛のバランス感覚、難しいですね…


このときも離れて一度バランスを

確認してください。

④下瞼とリップ艶出し

タミヤのX‐22光沢で艶出しします。


新しい塗料は液ゆるめ&状態確認したいので

少し筆に付けて粘り具合をヘッドで確認してから

やってます。


たまに前回使った後に塗料のフタを

しっかり閉め忘れて、

固まり気味になってる時があるので念の為…

あと、筆に色付き塗料やホコリが混じってないかも

見てみてください。


ここで剥げかけてしまったリップはパステルと

塗料を混ぜて塗り込んでます。

塗り込むと発色がかなり良くなります。


ホコリが混じりやすいのでいらない綿棒や

コットン、布類は遠ざけておいてください。


下瞼も塗っていきます。

上まぶたも好きな人は塗ってください。


なかなか乾かないのでまだかなぁーと、

乾きかけの光沢塗料に指や

綿棒で触らないようにしてください。

塗ってから数日は

触らず、おいたほうが安心です。


グロス、下まぶた粘膜の艶入れ前
グロス、下まぶた粘膜の艶入れ前
グロスと一緒にパステルを混ぜるとリップの発色が良くなります
グロスと一緒にパステルを混ぜるとリップの発色が良くなります

これで完成です✧


仕上がりの具合は関係なく、

そのドールに愛着が湧くので

セルフメイクは好きです。


ぜひ、試してみてください。

仕上がり
仕上がり